日本中で愛用される、美しいフォルムを持つ車 DAIHATSU MOVE CUSTOM。

大芸工展 審査員でありダイハツのカーデザインナーとして活躍されている青山尚史さん。

学生時代の経験や、大芸工展への期待についてお話を伺いました。

 

 

青山尚史(Aoyama Naohumi)
2002年、名古屋市立大学芸術工学部を卒業。Domus Academy summer sessionに参加後。2004に名古屋市立大学芸術工学研究科を卒業している。
2004年ダイハツ工業デザイン部に配属そして2009年デザインユニット今人~imagine~設立。その後Toyota Europe Design Developmentsへの参加を経て、ダイハツ工業デザイン部に戻る。

 

様々な分野の仲間とのつながりが財産に。


 

-「学生時代どのような活動を行い、その中で現在の仕事でも活きていることはありますか。」

 

私のいた名古屋市立大の芸術工学部は、建築、プロダクト、グラフィック、映像、インターフェース、芸術などたくさんの分野を目指すメンバーが同じ環境で授業を受けていましたので、学生時代は友人の映画に出演したり、建築の模型を手伝ったり、歴史的建造物の調査に同行したり、デザイン事務所で勉強させてもらったり、画家の先生に絵を教わったり、と様々な事に手を出してきました。

 

 

KIBITS STOOL

 

 

今の仕事に活きているのは?と聞かれたら全て大事なことだったと感じます。例えば、カーデザインの仕事は絵を描いてカタチを提案しますし、車内はインテリアですので建築的な側面もあります。また、プレゼンの映像やCMなどにも意見を求められることもあります。このような場面では、ちょっとしたことですが経験が助けてくれます。

 

また、今は大学時代の仲間がそれらを本職にしているのもいるので、相談に乗ってもらったりと、今でも繋がりがあり、私の財産です。

 

 

 

 

 

芸工をコアにつながりを。


 

-「これからの芸工に期待することはありますか?」

 

 

これからの時代、とくに芸術工学の考え方がいろいろな場面で必要となってくると思います。画一的な領域に囚われずにチャレンジして、よりよい人材を多く産みだす学校になって欲しいと思います。

 

 

TAP LIGHT

 

 

-「大芸工展についてひとことメッセージをお願いします。」

 

 

就職して十数年経ちますが、芸工の学生さんが活躍する場をよく目にします。このように芸術工学をコアに横のつながりを持った活動は本当に素晴らしいと思います。また、そんな会に呼んでいただき感謝ですまた、この活動が後輩にも引き継がれ、OBも巻き込んだものに広がれば、さらに面白くなると思います。

 

 


 

名だたる現役のカーデザイナーの方に審査員をしていただけることに感激しています。また九州大学である私と異なる名古屋市立大学のOBの方と交流できる機会ができることにもとても楽しみにしています。このように大芸工展を通して芸工をコアに大学の垣根を超えたつながりができればいいなと思っています。

 

(執筆者:足立昂貴)