今回、大芸工展にご協賛をいただいた福岡銀行さん。

大芸工展に対しどのような思いのもとにご協力いただけたのか。

福岡銀行、デジタル戦略部でご活躍されている高崎さんにお話を伺いに行きました。

高崎 遼平(Takasaki Ryohei)
平成25 年、中央大学卒業後に福岡銀行に入行。営業店に配属後、窓口業務とFC 業務、ローン業務を経て法人顧客を担当。平成29年にデジタル戦略部に異動し現在に至る。

 

 

 

 

 

 

 

福岡銀行公式サイト


-「現在どのような業務をされていますか?」

 

お客様に対してもっと手軽で便利な銀行サービスを提供できるような仕組みを検討する企画業務を行っています。例えばお店でお支払いをする時に、スマホのアプリを使ってお支払いが出来る銀行の決済アプリ「YOKA!Pay」やWEBからご融資のお申込が出来るサービス「ファストパス」など、より皆さんに利用しやすい銀行サービスを展開していきたいと考えています。

 

銀行業務ってあんまりなじみがないかもしれないですが、お金の出し入れ以外にも投資信託の売買や、個人向けのローン、企業に対するご融資等、業務は多岐にわたりますが、それぞれの業務で、まだまだ利便性が良くない部分があります。

 

今までの銀行サービスはどこでも安全にお金に関するサービスを使っていただくための堅牢なシステムを作るのに費用がかかっていましたし、お手続きに時間を要するお取引もあります。そこで私たちは最先端のデジタル技術を駆使して、銀行業務をなじみやすく、より利便性の高いものに感じていただけるように努めています。

 

 

感覚的にいいなと思ってもらえる商品の創造


 

-「私たちは今、芸術工学でデザインを学んでいるのですが、高崎さんはデザインについてどう思いますか?」

 

デザインというのは、何かを考えて、それを形にして体現するという一連の創作活動のことだと思います。そして、デザインの重要性は今後ますます高まると感じています。巷に良い商品やサービスがあふれてきたとき、顧客のサービス選択の判断が、デザインに重きが置かれていくと思うので、これから先、優れたデザインの需要がどんどん増していくでしょう。

 

-「高崎さんは芸工についてどう思われますか?」

 

もともと芸工という概念については存じ上げなかったのですが、芸術工学の成り立ちについて拝見させていただきました。科学の進歩で人間生活がどんどん発展していく中、デザンによって感覚的にいいなと思ってもらえる商品やサービスを作り出す為に、芸術的感性と工学的思考の二つの視点から追求するのが芸工であり、人々が豊かに暮らしていくために必要な学術分野だと感じました。

 

-「大芸工展ついてどう思われますか?」

 

我々は地場の金融機関として地域を盛り上げたいという想いが根底にあります。だから、大学、地域の垣根を越えてこういった取り組みが地元の学生さんの方から発信されるというのはとてもいい風潮だと思います。このような企画を応援して、学生、大学、ひいては地域の皆様を応援できるような、そんな後ろ盾になれれば幸いです。

 

独りよがりじゃない、誰かのためのデザインを


 

-「デザインをするうえで芸工生に意識してもらいたいことはありますか?」

 

デザインや仕事をするとき、必ず誰かを思いながら仕事をしていただきたいと思っています。先ほども触れましたが、営業にしても商品企画にしても、サービスにしても誰かに喜んでもらうためのものなので、独りよがりにならずに、こう作れば誰かに喜んでもらえるといったことを考えてもらいたいです。身近な人でも構いません。相手の顔を思い浮かべながら、仕事だったり作品制作に取り組んでもらいたいと思います。

 

福岡銀行のブランドスローガンとして、「あなたの一番に」という言葉があります。だれかのために仕事をすることは、弊行の企業理念であり最も大事にしている考え方です。ぜひ、そういった考え方を芸工生の皆様にも大事にしてもらいながら、今回の大芸工展に取り組んでもらいたいと考えています。

 

 

仕事の根底にある「人と人との信頼」を大切に


 

-「具体的にどのような相手を思い浮かべてお仕事されていましたか?」

 

私が営業店にいたときには、法人のお客様を担当していました。社長さん、経理の担当者様、その他いろんな従業員の方と仲良くなり、お話を聞く中でお金に関してどのようなお手伝いができるのか探っていくことが仕事だと思っています。その時、どのようにしたら喜んでくれるのだろうとか、どんな提案をすればよいのだろうかとお客様について常に考えていました。

 

これから商品だったりサービスだったり、世の中の環境は目まぐるしく変わっていきますがお取引の根底である「人と人との信頼関係」はずっと変わらないと思っています。これから先、銀行の口座開設が窓口に行かずスマホでできるのが当たり前になるかもしれないですし、カードやスマホでの支払いがより浸透し、現金を見ない時代が来るかもしれません。ですが、「人と人との信頼関係」を大切にできるように私たちも地域の金融機関として、新しいお客さんとの付き合い方や、商品サービスを自分たちでデザインしたいと思っています。

 

 

-「最後に、「大芸工展」に向けてメッセージをお願いします。」

 

せっかくこういう全国規模で作品展をされるということなので、一生懸命悔いのないように、汗を流して、頑張っていただきたいと思っています。こうした取組みがいい経験になって、自信や自負となり社会に出たときの自分の武器となるので、ぜひ最後までやり切ってください。

 

 


「人と人との信頼関係」を大切にするって、当たり前のようでとても難しいことだと思います。私も今後、それを意識して仕事に取り組みたいと思います。
また今回、福岡銀行さん含む本当に様々な方のご協力のおかげで大芸工展を終えることができました。本当にありがとうございました。

 

(執筆者:足立昂貴)