富永 虎太朗 (Tominaga Kotaro)
神戸芸術工科大学 芸術工学部

作品説明

世の中の大抵の物には「型」が存在する。型は高精度かつ強固に作られており、大量生産には欠かせない。 だが、型を意図的に歪ませ変形させたら?また、エラーとして扱われる成形時のバリを意図的に作ったら? 大量生産のプロセスの中で生まれる「一品物」。わざとエラーを起こすことで、新しい価値が生まれるかもしれない。真空成形では成形時に熱と圧力の二つが同時に型に加わる。 低精度で作られたプラスチックの型は、熱で溶け圧力によって変形する。 通常は「エラー」であり、市場に出回ることはない。だが、それを肯定することで「一品物」と解釈することはできないだろうか。

出展者…神戸芸術工科大学 芸術工学部   富永 虎太朗